2010年代にはいり、アニメを通した日本と中国のビジネスでの結びつきが強くなっている。日本アニメ企業にとっては、中国は重要市場のひとつと言っていいだろう。新たなビジネスチャンスに期待して、日本側から大きな関心が寄せられている。
しかしマーケットの構造や激しく変化するビジネスの環境から、市場動向が分かりづらいともされている。そんな中国アニメ産業の現状をコンテンツビジネスの最前線にいる日中の関係者がトークするセミナーが開催される。
クリエティブ ラボ フクオカと映像コンテンツ産業研究会は、2019年3月22日に、「中国のコンテンツ企業に聞く 中国のアニメ・コンテンツ市場最前線」を開催する。同日に企業商談会を開催するのに合わせたものだ。
登壇者には、アニメやゲーム関連の有力企業のエクゼクティブ多数並ぶ。ORIX (China) Investment、華策影視、愛奇芸、鳳儀娯楽、猫眼娯楽など、中国ビジネスの関係者によく知られた企業ばかりである。日本からはアニメシリーズ『兄に付ける薬はない!』でテンセントと協業するファンワークス の高山晃社長が参加する。
トークでは現在の中国におけるアニメ市場の状況や、今後の見通しをテーマとする。さらに日本の作品や企業の中国市場への展開や協業の可能性についてもパネルディスカッションのかたちで話す予定だ。
国内ではなかなか実現しないキーパーソンばかりだけに、かなり興味深い内容になりそうだ。詳細は下記アドレスサイトにて確認できる。
「中国のコンテンツ企業に聞く
中国のアニメ・コンテンツ市場最前線」
http://fukanime.com/fcca/
2019年3月22日(金) 10時15分~(12時半終了)
会場:レソラNTT夢天神ホール (レソラ天神 5階)
定員:200名 入場料:無料
主催:クリエティブ ラボ フクオカ/映像コンテンツ産業研究会
協力:JC FORWARD/Love FM
パネリスト
ORIX (China) Investment Vice President 陳金歓
華策影視 (Huace Film & TV) アニメ本部長 杜君
愛奇芸 (iQIYI) Film Acquisitions 彭宛琪
鳳儀娯楽(PHOENIX ENTERTAINMENT) Vice President 呉碧海
猫眼娯楽 (Maoyan Entertainment) コンテンツ投資総経理 白岸偉
ファンワークス 代表取締役 高山晃
ファシリテーター 数土直志