東京アニメアワードフェス開催発表 2018年再び池袋に
- 2017/6/8
- ニュース
東京から多様なアニメーション文化を発信する映画祭「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)」の2018年開催が決定した。2017年3月9日(金)から12日(月)まで、東京・池袋地区の劇場等を会場に実施される。
東京アニメアワードフェスティバルは、東京国際アニメフェアのアワード・コンペティション部門からっ独立するかたちで2014年からスタートした。世界規模のコンペティションや、アニメーション オブ ザ イヤー、そして功労賞などから構成される。2017年からは会場をそれまでの日本橋から池袋に移し、アニメファンにも身近な映画祭を実現した。
池袋では2017年秋より映画・番組の見本市であるTIFFCOMも開催されるなど、映画文化振興に力を入れる。TAAFもそんな盛り上げに一役買う。
TAAFの特長は、日本のアニメーション関連のイベントが国内商業アニメーションに目が向きがちな中で、海外作品にもスポットを当てていることである。また、こどもアニメーション部門のワークショップが設けられたり、若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご」の上映もされている。アニメーション分野の教育にも目を向ける。
2018年は東京アニメワードフェスティバル実行委員会と一般社団法人日本動画協会が主催。東京都が共催する。
開催発表に合わせて、コンペティション部門の作品募集もスタートした。部門は引き続き、短編部門(30分未満)、長編部門(60分)のふたつが設けられる。
応募資格は2016年1月1日以降に完成した作品で、2018年までに日本国内において商業公開されていないことが条件となる。プロやアチュア、国籍や年齢に制限はない。短編部門は 2017年10月31日、長編部門は11月10日が締め切りになる。エントリー受付終了後、選考委員による選考を経て、ノミネート作品を決定。映画祭期間中に各賞を決定する。
例年、日本で未公開の劇場映画や、観る機会の限られた短編や海外作品も数多く上映される。様々なボーダーを超えた映画祭として、関心集めそうだ。
東京アニメアワードフェスティバル 2017
http://animefestival.jp/ja/
2018年3月9日(金)~12日(月)
会場: 東京・池袋
主催: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催: 東京都
事務局: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会事務局(一般社団法人日本動画協会内)