
サイバーエージェントがメディア・IP事業の再編・強化の一環として、CygamesPictures(サイゲーピクチャーズ)を連結子会社とする。サイゲーピクチャーズはサイバーエージェントの連結子会社Cygames(サイゲームス)の子会社で、現在は孫会社、ゲーム事業に区分されている。
2026年2月27日付でサイバーエージェントが株式の一部を取得して、直接子会社に変える。事業区分も「ゲーム」から「メディア・IP」に移される。また4月6日付で社名も「株式会社サイピク」に変更する。
経営は竹中信広氏が代表取締役社長として引き続き担う。またサイバーエージェント代表取締役社長の山内隆裕氏が新たに取締役に就任する。設立10周年を期に新たな体制でアニメ制作に挑む。
サイゲーピクチャーズは、2015年にサイゲームスの完全子会社として設立された。ゲームからアニメへの進出を狙ったものだ。『プリンセスコネクト!Re:Dive』や『勇気爆発バーンブレイバーン』といった作品を制作した。サイバーエージェントとは2025年に『アポカリプスホテル』、直近では共同幹事となった『光が死んだ夏』といった作品で連携をしている。
サイバーエージェントは日本アニメの海外展開が加速するなか、メディア&IP事業の新たな有力領域としてアニメ事業開発に積極的だ。配信プラットフォームABEMAも活用した流通戦略のほか、原作開発、「CyberAgent ANIME」のブランドで展開する企画・プロデュースまで全方位にビジネスを広げる。
なかでも現在、力を入れるのは、アニメーションの実制作をするスタジオである。2025年1月にはCA Soa、2025年10月にはStudio Kurm(スタジオ クーム)と業界の有力プロデューサーを代表取締役として新たなスタジオを設立した。人材不足、スタジオ不足を背景にグループ内で協力が出来る制作会社の確保に動く。
今回はここにさらにサイゲーピクチャーズが加わる。これまでグループ内企業では、やや距離があったがそれを一気に縮める。アニメビジネスの上流から下流までの体制固めを補完する。










