ソニー・ミュージック新社長に岩上敦宏氏 アニプレックスでアニメ拡大の実績

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 国内大手エンタテインメント企業ソニー・ミュージックエンタテインメントの代表取締役社長が、7年ぶりに交代する。2026年2月5日、ソニー・ミュージックは4月1日付けで代表取締役社長の村松俊亮氏が代表取締役会長に昇格、後任として取締役の岩上敦宏氏が就任すると発表した。
 岩上氏はグループ内でビジュアル&キャラクタービジネスグループを統轄、国内アニメ事業の大手アニプレックスの代表取締役も兼任する。アニメ『鬼滅の刃』や実写映画『国宝』など、映像分野での成長と成功の舵を取ってきた。

 岩上氏は1997年に現在のアニプレックスの前身となるSPE・ビジュアルワークスに入社、以降は一貫して映像・アニメ畑で実績を築いてきた。
 アニプレックスは00年代前半までのアニメ業界では比較的目立たない存在であったが、2000年代以降に数々のヒット作を世に放ち、現在の業界を代表する存在まで成長した。そのなかで岩上氏は、「物語」シリーズ、『魔法少女まどか☆マギカ』、『ソードアート・オンライン』などの数々の大型ヒットを手がけた。また2015年にはアプリゲーム『Fate/Grand Order』をプロデュースしている。
 経営者としてもアニメだけでなく、ゲーム、実写、キャラクター商品など、映像を軸にエンタテイメントの多角化を進める。海外展開にも積極的で、日本からグローバルマーケットをコントロールして『鬼滅の刃』のグローバルヒットにつなげた。

 2019年からはグループ親会社のソニー・ミュージックエンタテインメントの執行役員も務めるが、国内有数の音楽会社が代表取締役社長 グループCEOに映像分野出身の岩上氏に経営を託すのは異例にも見える。
 一方で、日本のソニー・ミュージックの売上の半分以上は、すでに音楽以外と見られる。岩上氏がグループの顔になることで、音楽だけにとどまらず、アニメ、実写、キャラクター、ネット、イベントなどを広い領域をカバーする総合エンタテイメント企業であることを対外的にアピールすることになる。

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