個人や少人数でオリジナルのアニメーション作品を制作するクリエイターが集まるイベント「#Hashtag Animation Fes 2022」が、この秋にインターネット上などで開催される。イベントを主催するスタジオななほしとOnakamaから、このほど発表された。
「#Hashtag Animation Fes」は2021年に第1回が開催されたイベントで、SNSを活用した作品コンテストを中心に「自主制作アニメ作品の発表の場を増やす」「アニメをつくる・つくりたいクリエイターの応援」「作品をつくりつづけることができる仕組みづくり」を目指している。前回はSNSへの動画投稿によるショートアニメコンテストを通じて、作品を世で広く楽しみ、さらに企画展示や配信トークイベントも実施して好評を博した。
今回もまずは、作品コンテストを開催する。作品の応募は簡単で、自身で任意にアップした作品をTwitterに投稿し、「#Hash_Anime22」をつけて2022年11月15日から12月14日までの間にツイートするだけだ。本イベントの名前の由来でもある。
作品は2021年1月1日以降に完成した15秒以上15分以内のアニメーション作品で、前回「#Hashtag Animation Fes2021」に応募した作品は除かれる。国籍やプロアマの区別、個人かチームなどは問ない。幅広い作品を対象としているようだ。
審査委員にはアニメーター・演出家、アニメ会社のプロデューサーらが並ぶ。また協賛としてアーチ、・特定非営利活動法人 アニメ産業イノベーション会議、講談社シネマクリエイターズラボ、コルク、ノーヴォ、ファンワークス、Flying Ship Studio、リトルビット、ワコムといった多彩な企業、そしてアニメーターのりょーちも氏も協力する。
アニメのコンテストは少なくないが、「#Hashtag Animation Fes」は今多くのクリエイターが日常から馴染んでいるSNSを使うのが特徴だ。作品を選考するだけでなく、ハッシュタグを通じて集まったショートアニメーションをユーザーがまとめて作品を楽しめるのも売りになる。
前年あったクラウドファンディングや配信番組は、現在はまだ発表されていないが、今後も様々な仕掛けが用意されていそうだ。
#Hashtag Animation Fes
https://www.hashtag-animation-fes.com/