YouTube向けにアニメを企画・制作し、配信するベンチャー企業の株式会社Plottは、2021年5月にベンチャーファンドやアニメ・エンタテイメント企業、個人投資家から約4億円の資金調達を実施した。調達した資金は、ハイスキル人材の採用と、新規配信チャンネル開設のための先行投資、新規事業に投資する。
ベンチャーファンドのANRIとDIMENSION、博報堂系投資ファンドHAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND、さらにエンタテイメント関連では、『ポケットモンスター』でもお馴染みのOLMグループのオー・エル・エム・ベンチャーズ、セガサミーホールディングス、ポリゴン・ピクチュアズ・ホールディングス。さらに個人投資家として「けんすう」として知られる古川健介氏とマンガエージェント会社コルクを運営する佐渡島庸平氏を合わせた6社2名となる。
Plottは2017年に設立されたクリエイティブ企業。YouTubeを中心にした配信向けのマンガやアニメ制作を手がける。現在はブラック企業で働くペンギンを主人公とした『テイコウペンギン』、魔界からきた悪魔系Youtuberの登場する『ブラックチャンネル』など5チャンネルを展開する。出版社との共同チャンネル運営や人気作品とのコラボ動画の配信、自社キャラクターのグッズ商品化なども行う。
Plott https://plott.tokyo/