ポニーキャニオンが新作劇場アニメの主題歌を担当するアーティストを決めるオーディションを実施した。グランプリを14歳で中学3年生の高島一菜さんが獲得した。高島さんはアーティスト梶浦由記さんが作詞作曲する劇場版『DEEMO THE MOVIE』の主題歌を歌う。
応募は世界に向けて行われ、1400名以上のエントリーがあった。第三次オーディションまで6名に絞られ、7月4日に実施した「DEEMO THE MOVIE –UTAHIME AUDITION FINAL-」で高島さんは選ばれた。
発表はもともと北米最大のアニメイベント「Anime Expo 2020」の会場でのイベントを予定していた。しかし新型コロナウイルス感染症拡大防止のためイベントが中止、オンライン上の代替イベント「Anime Expo Lite 2020」を発表の舞台に選んだ。
7月4日10時45分(日本時間)から、現在企画・制作が進行中の『DEEMO THE MOVIE』にフォーカスしたイベントを配信。これを日本で実施されている「DEEMO THE MOVIE –UTAHIME AUDITION FINAL-」と二元中継で結ぶ凝ったものとなった。世界に向けた配信発表は『DEEMO THE MOVIE』が日本だけでなく、世界市場を狙った作品であることを感じさせる。
『DEEMO THE MOVIE』は、全世界で2300万ダウンロードを超える人気ゲーム「DEEMO」を原作とする。ポニーキャニオンが製作、アニメーション制作は SIGNAL.MDとプロダクションI.Gが担当する。
有力スタッフに加えて、主題歌とイメージソングをヒットメーカーの梶浦由記が手掛けるのも話題だ。今回のオーディションはこの主題歌を担当するアーティストを選ぶものだった。
『DEEMO THE MOVIE』
https://deemomovie.jp/