新千歳が短編コンペ作品発表、TRIGGER特集では主要スタッフ登壇も

第6回 新千歳空港国際アニメーション映画祭

 次回で開催6年目を迎える新千歳空港国際アニメーション映画祭が、8月30日に短編コンペティションのノミネート作品を発表した。今年は世界84ヵ国・地域から前年の2043作品を上回る過去最高2191作品のエントリーがあった。その中から86作品が「インターナショナル・コンペティション」「日本コンペティション」「ミュージックアニメーションコンペティション」「学生コンペティション」の各部門にノミネートされた。
 エントリー総数は世界の主要アニメーション映画祭に引けをとらない規模だ。このため上映カテゴリーを年々増やしている新千歳であるが、コンペインへの競争率は25倍という狭き門となった。

 「インターナショナル・コンペティション」では、ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ受賞の『Acid Rain』(Tomek Popakul監督)、アルス・エレクトロニカ コンピュータ・アニメーション部門ゴールデン・ニカ受賞のVR作品『Manic VR』(Kalina Bertin監督)といった話題作が並ぶ。「日本コンペティション」は押山清高監督の『SHISHIGARI』が、すでに注目作となっている。
 新千歳の特長のひとつはアジアならではの作品リストだろう。「インターナショナル・コンペティション」は多彩な国から選出されており、なかでも日本・中国・香港・韓国といった東アジアから13作品が選ばれているのが目を惹く。

 映画祭期間中に最終審査をする短編部門・長編部門の国際審査員6名のうち5名、ミュージックアニメーション部門の3名の特別審査員も発表になった。
 「インターナショナル・コンペティション」と「日本コンペティション」は、GLAS国際アニメーション映画祭ディレクターのジャネット・ボンズ (米国)、アニメーション監督クリストバル・レオン (チリ)と和田淳 (日本)が担当する。「長編コンペティション」と「学生コンペティション」は、ザグレブ国際アニメーション映画祭アーティスティック・ディレクターのダニエル・スージック (クロアチア)、アニメーション監督 チョン・ダヒ(韓国)が就任する。残り1名は今後の発表となる。
 「ミュージックアニメーションコンペティション」は、グラフィックデザイナーで映像作家の辻川幸一郎、音楽家トクマルシューゴ、STUDIO PONCOTAN代表のmebaeが決定している。充実の陣容である。

 人気スタジオの登場も新千歳を盛り上げるひとつだ。招待プログラム第1弾は、多くのファンの期待に応えるものになりそうだ。
 アニメファンから絶大な支持を集めるスタジオ TRIGGERの特集プログラムが組まれる。TRIGGERの大塚雅彦、今石洋之、若林広海、TRIGGER作品の多くに関わるコヤマシゲトらがゲストで登壇する。
 『プロメア』爆音上映やトークプログラム「スタジオフィーチャーTRIGGER」、「プロフェッショナルトーク デザイナー:コヤマシゲト」が実施される。

 映画祭は11月1日から11月4日までの4日間、新千歳空港ターミナルビルにて開催される。今年は国際線ターミナルに新規開業する多目的ホール「新千歳空港 ポルトムホール」でも拡大連携プログラムを実施予定とさらなる盛り上がりとなりそうだ。
 今後発表される長編部門コンペティション作品、さらなる特別企画が期待される。 

新千歳空港国際アニメーション映画祭
http://airport-anifes.jp/

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