トンコハウスがアニメ「くまモン」の原案/デザインを担当 テーマは「幸せ」

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 熊本県をアピールするゆるキャラ「くまモン」がアニメになって世界に羽ばたく。2018年1月に発表されていた「くまモン」アニメ化企画のスタッフが一部明らかになった。
 米国カリフォルニア州バークレーに拠点を持つアニメーションスタジオのトンコハウスが、ストーリー原案と構成、デザインを手がける。今回発表されなかったアニメーション制作は、異なるスタジオが担当することになる。

 くまモンは、2011年3月に九州新幹線全線開業を盛り上げる「くまもとサプライズ」プロジェクトのなかで生まれた。小山薫堂氏のプロデュース、水野学がデザインをしている。かつて熊本にいた熊をコンセプトにした可愛いデザイン、そしてキャラクターの積極的な活用で人気を博している。
 国内でも数多い地域キャラクターのなかでもトップクラスの知名度を誇っている。近年は海外での熊本アピールにも活躍する。

 熊本県は今年1月に海外におけるくまモンのイラストの利用を発表。あわせてアニメ製作プロジェクトも明らかにされた。
 アニメ製作は、アイアトン・エンタテインメント、アサツーDK、吉本興業などからなる製作委員会が進める。2019年の放送を予定するが、くまモンの認知度向上を目的に国内だけでなく海外での放送も目指すとしている。
 制作には世界で活躍する制作者の起用を掲げていた。そこで作品の核となるコンセプトの部分でグローバルに活躍するトンコハウスを起用した。世界的に評価の高いトンコハウスの参加が、アニメに対する注目を大きくしそうだ。

 トンコハウスは、2014年に共にピクサーのアーティストであった堤大介とロバート・コンドウが独立して設立したアニメーションスタジオ。米国アカデミー賞短篇部門にもノミネートされた『ダム・キーパー』をスタートに複数のプロジェクトを進める。日本との共同制作になった短編シリーズ『ピッグ –丘の上のダム・キーパー』は、2018年のアヌシー国際アニメーション映画祭のTV部門のグランプリに輝いている。
 トンコハウスの持ち味は暖かみのあるキャラクターに柔らかく光り輝くような映像にある。今回公開されたビジュアルにもそうした特徴が活かされている。

 また気になるアニメのストーリーは、トンコハウスの公式Facebookページによれば、くまモンのテーマ「幸せ」をトンコハウスの「光と闇」の表現で考えたものだという。「皆さんが予想する展開とは違うものになるかも」ともしている。
 キービジュアルにも「MYSTERY OF KUMOMON」のタイトルと伴に、「幸せって、なんだろう」とのコピーが添えられている。一体どんな作品になるのか、完成に向けて今後さらに関心を呼ぶことになりそうだ。

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