「聲の形」が中国公開へ 2017年3本目の日本映画になるか?

映画ビジネスのニュース

 日本では2016年9月16日に公開し、23億円を超える興行収入で大ヒットになったアニメ映画『聲の形』の中国公開が決まったようだ。中国の大手ITテクノロジー情報サイトのDoNewsは、2017年8月4日に『聲の形』の中国語版のポスターが発表されたとして、これを公開した。
 DoNewsはポスターの公開について、近日中に本作が劇場公開されることを意味すると指摘している。一方で、公開時期の詳細については不明としている。

 また、中国の映画ビジネス情報サイトエンタグループの中国興行情報の一覧にも、『聲の形』がリストアップされた。2017年公開とするもののこちらも公開日は明らかにされていない。
 配給会社が、北京微影時代科技有限公司となっていることが注目される。同社は2014年に法人化され、テンセントやワンダ・グループ、映画会社の華録百納などが出資するオンラインの映画チケット販売「微信電影票」の最大手としても知られている。映画チケット販売の大手だが、海外映画の配給には関わったことはこれまでほとんどないと見られる。北京微影時代科技有限公司がどういったかたちで中国興行を実施するのかも関心を集めそうだ。

 2016年にはアニメ7本を含む9本の日本映画が中国で公開されている。なかでも『君の名は。』の大ヒットは大きな話題を呼んだ。
 しかし、2017年は8月までの段階で、中国で公開された日本映画は『ドラエモン』と『FF』の2本にとどまっており、いずれもアニメ映画だ。すでに中国配給が決まったと国内で報道されている映画もあるが、実際に中国公開が確認出来るのは『聲の形』が3本目になる。日本公開から1年遅れとはなるが、大ヒット作だけに中国のファンの感想も気になるところだ。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 原恵一監督 インタビュー
     2017年10月25日~11月3日まで、第30回東京国際映画祭が開催される。近年、映画祭の中で大き…
  2. アニメーションブートキャンプ 2017
     アニメーション制作の第一線で活躍するプロのもと、業界を目指す学生が4日間の合宿で技術を学ぶ「アニメ…
  3. 「デジタルコンテンツ白書2017」
     ますます変化の動きを早くしているコンテンツ産業を一望する書籍として活用されている「デジタルコンテン…
ページ上部へ戻る