一般社団法人日本動画協会は、2016年8月1日付で株式会社武右エ門と株式会社メディアクルー・ジャパンが、新たに準会員として入会したことを発表した。2社の加盟で、協会の会員数は正会員37社、準会員31社の計68社となった。
武右エ門は、東京・杉並区に拠点を持つCGアニメーション会社である。2014年にサンライズ出身の高山清彦氏らにより設立された。歴史は浅いが、前身となるサンライズ練馬スタジオは、スチームボーイスタジオ、荻窪スタジオとして日本のセルスタイルのCGアニメーションをリードしてきた。現在もCGアニメーションを得意とし、2016年の文化庁の若手アニメーションの人材育成プロジェクト「あにめたまご2016」では全編2DスタイルのCGアニメーション『風の又三郎』で高い評価を受けた。
一方メディアクルー・ジャパンは、東京中野区に拠点を持つ。テレビアニメーsションの制作などを行っている。
日本動画協会はアニメーション業界をとりまとめる団体として、2002年に設立された。業界の意見交換や、人材育成、新しい技術の開発やアニメーションの調査・研究などを行う。当初は20社でのスタートだったが、現在は、アニメーション業界を代表する組織となっている。