実写とアニメ融合ファンタジー「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」、ディズニープラスで

ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-

 実写映像とアニメーションを組み合わせたファンタジー作品『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の製作が明らかになった。2023年冬、ディズニープラスで独占配信する。
 監督は実写映画『東京喰種 トーキョーグール』(2017)で長編映画デビューした萩原健太郎。脚本は藤本匡太、大江崇允、川原杏奈が担当し、中島セナ、奥平大兼、エマニエル由人、新田真剣佑らが出演する。

 映画は現実の世界を実写で、ドラゴンが棲むファンタジー世界をアニメーションとする。映像方法を使い分けることで舞台になる2つの世界を描きわけることになりそうだ。
 このアニメーション部分の制作を、日本のトップアニメスタジオのひとつプロダクション I.Gが手がける。アニメーション監督はプリキュアシリーズや『劇場版ONE PIECE STAMPEDE』の監督もした大塚隆史、キャラクター原案・コンセプトアートを『約束のネバーランド』の出水ぽすかと実力のあるスタッフが並んだ。アニメーションならではの自由な表現が、作品の楽しさを広げることになる。

 物語は女子高生・ナギが、ドラゴンライダーたちが活躍する異世界からやってきた少年・タイムと出会うところからスタートする。2 人は心を通い合わせ、やがて 2 つの世界を襲う危機に立ち向かってゆく。

 ディズニープラスは11月30日にシンガポールで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」で、いくつもの新タイトル情報を発表した。『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』もそのひとつだ。
 作品はディズニーが企画段階からかかわるオリジナルシリーズのひとつで、このほか日本のフィクサーを描く社会派ドラマ『House of the Owl(原題)』、二宮正明マンガを原作とする『ガンニバル』なども並んだ。

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』
監督: 萩原健太郎
アニメーション監督: 大塚隆史
脚本: 藤本匡太、大江崇允、川原杏奈
キャラクター原案・コンセプトアート: 出水ぽすか
プロデューサー: 山本晃久、伊藤整、涌田秀幸
[出演]
中島セナ/奥平大兼/エマニエル由人/新田真剣佑

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