毎年、東京・池袋地区を会場に世界中からアニメーション作品を集めた「東京アニメアワードフェスティバルが開催される。2022年6月6日、東京アニメアワードフェスティバル実行委員会と(一社)日本動画協会は、「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」の開催日程を発表した。
会期は2023年3月10日から3月13日までの4日間となる。世界各地からのエントリーされる作品から選出されたコンペティション部門を中心に、前年優れた作品を顕彰するアニメ オブ ザ イヤー部門、長年業界に貢献した人々や組織・団体を顕彰する功労部門が設けられる。毎年、ファンの人気作品の上映や子供のためのワークショップも設ける。
東京アニメアワードフェスティバルは、2002年から13年まで開催された「東京国際アニメフェア」で設けられていた「東京アニメアワード」を前身とする。これを発展させるかたちで国際アニメーション映画祭として2014年にスタート、今回で10周年を迎える。
映画祭の目的は引き続き「次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成等を行い、東京のアニメーション文化と産業の発展・振興」と「東京の魅力を発信、“東京がアニメーション のハブになる”ことを目指している。2017年に会場を池袋に移してからは、地域を代表する国際イベントとして親しまれている。
開催発表に合わせて、6月6日からは、コンペティション部門のエントリーも開始した。短編アニメーション部門と長編アニメーション部門のふたつがあり、締め切りは短編が2022年10月31日、長編は11月10日となる。
エントリーされた作品は選考委員会を経て、それぞれノミネート作品が決定。さらに映画祭期間中に上映、審査委員会で選ばれたグランプリ、優秀賞などが発表される。短編部門からは学生が制作した作品を対象にした学生賞も設けられる予定だ。
東京アニメアワードフェスティバル 2023
https://animefestival.jp/ja/
2023年3月10日(金)~3月13日(月)
会場:東京・池袋
主催:東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催:東京都