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Netflixオリジナル「ソードガイThe Animation」 DLEとフィールズが共同製作
- 2017/8/14
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2017年8月3日に、Netflixが自社イベント「Netflix アニメスレート 2017」で発表していたオリジナルアニメのひとつ『ソードガイThe Animation』の製作がDLEとフィールズであることが明らかになった。8月14日にDLEが2017年6月期決算を発表、その説明資料のなかで触れた。
DLEは中期経営計画で、「ファッションビューティー」と「アニメ・キャラクター」のIP(知的財産)の活用を掲げる。事業の方向性のひとつとして「Netflixによる世界展開開始」を挙げた。『ソードガイ The Animation』をフィールズと共同製作し、Netflixのオリジナル作品として2018年春の予定で世界同時配信する。同社のこれまでのアニメ作品と路線が異なるダークヒーローアクションで世界展開を目指す。
『ソードガイThe Animation』は、小学館クリエイティブとフィールズが共同出資するヒーローズの青年マンガ誌「月刊ヒーローズ」に連載される人気作『ソードガイ 装刀凱』を原作にする。キャラクターデザインに「牙狼」シリーズで知られる雨宮慶太、原作に平成仮面ライダーシリーズなどの井上敏樹、作画に木根ヲサムを起用した。
右手に魔刀を秘めた主人公・凱と「武装魔」と呼ばれる怪物との戦いを描く。2011年末より連載を続けている。今回のアニメ化にあたっては、原作では第2章となる『ソードガイ・ヱヴォルヴ』を基にする。またシナリオ構成・脚本を井上敏樹が担当することも明らかにした。
『ソードガイ 装刀凱』のアニメ化は、もともと2014年4月1日にDLEとフィールズよりテレビシリーズとして製作発表されている。その際には、2016年春のテレビ放送を目指すとしていた。
しかし、その後の発表はなく、先日の「Netflix アニメスレート 2017」で、『ソードガイThe Animation』が発表された。イベントでは製作会社やビジネスパートナーについての言及がなかったが、DLE・フィールズ共同製作の枠組みで、NETFLIXオリジナル作品として従来の企画が練り直されたわけだ。
NETFLIXはこれ以外にも、イベントで未発表であった京都アニメーションが制作するSF作品『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も先日発表している。こちらは2018年1月に国内配信スタート、2018年に世界配信を予定している。