アニメやゲーム、音楽などメディアミックスのプロジェクト「ラブライブ!」が誕生から10年目を迎えて、盛り上がりを続けている。2020年1月18日、19日の2日間、さいたまスーパーアリ-ナにてシリーズのユニットが大挙出演するライブイベント「ラブライブ!フェス」が開催された。主催者の発表によれば、2日間のスタジアムの来場者と同時開催された国内・国外のライブビューイングの動員が15万人となった。
ライブは18日は18時から、19日は16時からの2公演。ライブビューイングは全国120館以上の劇場で実施、海外でも韓国、台湾、香港で実施された。この後は、当日の映像を用いたディレイビューイングを国内とタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、グアテマラ、メキシコ、ペルー、ウルグアイで行う。ワールドワイドな取り組みとなると同時に、動員数をさらに伸ばすことになる。
「ラブライブ!」プロジェクトは2010年にスタート、2013年のテレビアニメ『ラブライブ!』の放送と、スマホアプリゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』配信で人気に火がついた。アイドルを目指す女子高校生の活躍がテーマになっている。
アニメやゲーム、音楽、マンガなどの複数のメイディアで展開しているのが特徴になっている。ライブイベントもその中核のひとつで、毎回、多数の動員が話題を呼ぶ。今回は『ラブライブ!』のμ’s、『ラブライブ!サンシャイン!!』のAqours、Saint Snow、そして2019年末にテレビアニメ化が発表された虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が揃いファンを盛り上げた。これが動員につながったようだ。
プロジェクトは誕生から10年経ち、『ラブライブ!』、『ラブライブ!サンシャイン!!』のテレビアニメ、劇場アニメと映像化も数多い。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のテレビアニメ化も控えて、息の長いコンテンツとなっている。
さらに今回の「ラブライブ!フェス」では、シリーズ新プロジェクトが始動することが明らかにされた。詳細は今後の発表となるが、定番タイトルとして定着を目指すことになりそうだ。