「機動戦士ガンダムNT」が5万枚 2019年上半期最も売れたアニメ映像ソフト

DVD/Blu-ray

 音楽・映像ソフトの売上げ集計サービスを行うオリコンは、6月20日に2019年上半期売上げランキングを発表した。2018年12月10日から19年6月9日の半年間を実質集計期間として、CDショップ、家電量販店、コンビニエンスストア、専⾨店、インターネット通販の販売実績をまとめたものである。
 このうちブルーレイランキングでは、劇場公開が記録的な大ヒットになった『ボヘミアン・ラプソディ』の2枚組ブルーレイ&DVDが1位となった。推定売上枚数を約27万枚としている。
 
 日本アニメで最もランキングが高かったのは、第7位となった『機動戦士ガンダムNT』である。「機動戦士ガンダム」シリーズの最新劇場映画で、映像ソフトでも人気が高かった『機動戦士ガンダムUC』に続く時代を描いた作品だ。脚本を作家の福井晴敏が務めたオリジナルストーリーの話題作である。推定売上げは、4万9,390枚。アニメ映像ソフトが不振とされるなかでは、際立って高い数字になっている。

 もっともアニメ関連では第5位に「アイドリッシュセブン 1st LIVE「Road To Infinity」 Blu-ray BOX -Limited Edition-」が5万3,770枚でつけている。スマホアプリの音楽ゲームでテレビアニメ化もされた『アイドリッシュセブン』のライブコンサートの収録したものだ。2018年7月7日、8日に埼玉のメットライフドームにておこなわれ、ライブビューイングも実施されるなど動員も大きかった。
 25位にもアイドルアニメのライブイベントを収録した「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~ Blu-ray」(2万7,185)、27位には「THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~ LIVE Blu-ray Side FUKUOKA」(2万5,372万枚)、28位には「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~ Blu-ray Memorial」(2万5,276枚)がランキングしている。アニメから派生した音楽やライブが大きなビジネスになっている昨今の状況も反映している。

 テレビアニメで最も売上が大きかったのは、30位の「ゾンビランドサガ SAGA.1」の2万4679枚。ゾンビになったアイドルたちが活躍する異色作は、2018年秋期の最大のヒット作だった。
 さらに35位と36位に『マリアナフレンズ』のⅠとⅡが、45位と47位に『「続・終物語」こよみリバース』 (完全生産限定版)の上下がそれぞれランクイン。ここまでで、売上げ枚数が2万超になる。

 また『ドラゴンボール超 ブロリー 特別限定版』は2万2,929枚で38位。DVDでも1万7,319枚を売り上げている。しかしDVDのアニメ売りげは本作が最高で、2万枚を超えたものはなかった。
アニメ映像ソフトは他のジャンル以上にコレクターアイテム化が進んでおり、特典を多く盛込んだブルーレイが販売の中心になっている。こうしたこと傾向が数字にも表れた。

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 「国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART)」
     アニメとマンガを取り巻く環境の現在、そして未来をテーマに3日間にわたり講演、トーク、シンポジウムを…
  2. アヌシー東京ブース
     東京都に拠点を持つ中小アニメ制作社の海外進出をサポートする「アニメーション海外進出ステップアッププ…
  3. 浄園祐プロデューサー
     2019年5月31日より、『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』の劇場上映がスタートする。ハ…
ページ上部へ戻る