「アニメ産業レポート2018」要約版 ネットで無料公開開始

アニメ産業レポート2018

 日本動画協会は2018年12月10日より、協会の公式サイトにて「アニメ産業レポート2018 サマリー(日本語版)」の無料公開を開始した。
 「アニメ産業レポート」は日本動画協会が日本アニメの国内外の産業動向を把握する目的で、毎年過去1年間の主なビジネス統計とトピックスをまとめている。マーケット規模が把握しにくいとされるアニメ産業のビジネスの動きを知る貴重な資料として広く活用されている。

 本編レポートは、12月4日に詳細な統計とその解説、さらに一年間に公表された作品をリスト化した「2017年全作品 年間パーフェクト・データ」を合わせた200ページ超のボリュームで刊行されている。ただしこちらは専門家向けの資料として定価1万円(税別)とやや値段がはる。
 そこでより幅広く一般的な統計を知ってもらうためのサマリーを、こちらも毎年無料で公開している。後日配信される英語版と共に、広く利用されている。

 要約版とされているが、主要な統計数字・グラフに加えて、ジャンルごとの解説もあり、充実した内容となっている。
 グラフは国内外のユーザー支出にもとづいた「アニメ産業市場」、アニメ制作会社の売上をまとめた「アニメ業界市場」の過去16年間の推移とジャンルごとの内訳。テレビアニメ制作分数にタイトル数の推移。劇場アニメの制作分数とタイトル数。さらに劇場アニメ興行収入、ビデオパッケージ、動画配信、商品化の市場規模もある。国別の日本アニメの契約作品数、アニメスタジオの立地状況は、日本動画協会ならのものとなっている。
 サマリーを読むだけで、日本アニメの現在の状況が把握できそうだ。

「アニメ産業レポート」
http://aja.gr.jp/jigyou/chousa/sangyo_toukei

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 「ラフ∞絵」展
    優れた絵はいかにして生まれるのか? その謎は絵を生みだす制作過程で見ることでわかるかもしれない。しか…
  2. ビリビリ ファニメーション
     2019年3月23日、国内最大規模の総合アニメイベントAnimeJapan 2019が、4日間の予…
  3. Syd Mead未来会議Vol. 04
     日本のSFアート、デザイン、設定を語る時に避けて通れない存在、それが「スタジオぬえ」だ。1974年…
ページ上部へ戻る