
2026年1月28日、学校法人文理佐藤学園は、KADOKAWA グループで教育事業を手がける株式会社バンタンと協力する学校法人の新設に向けた検討開始を明らかにした。
具体的な教育領域は言及されていないが、文理佐藤学園が運営する一部の既存校の設置者を新設学校法人へ変更することを念頭に置いている。バンタンが新設法人の運営を支援する体制を目指す。
これに合わせてKADOKAWA、バンタン、ドワンゴの3社は、新設学校の設置認可の承認を前提とし文理佐藤学園に寄付を行う。2027年3月期に約2億円、2028年3月期に約36億円を寄付金として計上する。新設学校の設立、教育研究、施設設備の充実のための費用とする。
学校法人の新設が認可された場合は、KADOKAWA側は2028年4月から運営支援収益が見込めるほか、既存事業とのシナジー効果が発生するとしている。
文理佐藤学園は1966年に西武栄養料理学院の創立にてスタート、その後、二つの専門学校のほか小学校、中学校、高校から西武文理大学まで広く教育機関を運営してきた。特に実学に力を入れている。
一方のバンタンは1965年に設立され、ファッションや美容、ゲーム、アニメ、マンガなど特にクリエイティブ分野に重点をおいた実践教育を行っている。両者のビジョンの近さが協業の理由であるとしている。
KADOKAWAは国内有数のエンタテイメント総合企業で、バンタンはその教育事業会社との位置づけだ。近年、KADOKAWAはアニメーション制作スタジオの拡大など、グループ内でのクリエイティブ創出の強化を強めている。教育面でのバンタンの連携も強まりつつある。文理佐藤学園との新設学校法人における協業は、そうした分野でのシナジーを期待するものと言えそうだ。









