新千歳空港国際アニメーション映画祭が開催日程発表 動員3万8千人の注目イベント

新千歳空港国際アニメーション映画祭

 国際空港のなかで全てが完結する異色の映画祭、新千歳空港国際アニメーション映画祭が今年で6回目を迎える。その開催日程がこのほど発表された。
 2019年11月1日~4日までの4日間と、これまで同じく秋のイベントとなる。土曜、日曜に加えて文化の日の祝日もあり、多くの人が参加しやすいスケジュールだ。会場も昨年と同じく新千歳空港ターミナルビル。シネコンのソラシネマちとせなどを活用する。

 新千歳は2014年に、「空港全体で発信する、空港だからできる映画祭」を掲げてスタートした。映画祭としては異例のコンセプトだが、空港ターミナルビルにはシアターだけでなく、ホテルやレストラン、イベントスペース、温泉まで揃っているという、意外にも映画祭向きのスペックをフルに活用する。
 昨年より長編部門と学生部門が加わり、国内の国際アニメーション映画祭で唯一つ長編部門、短編部門、学生部門を設けている。昨年は世界86ヵ国・地域から2043作品緒の応募があり、4日間で約3万8000人もの動員となった。

 人気の秘密は、作品の幅の広さ。さらに国内国外の作品は勿論、インディーズで活躍する作品、テレビシリーズや劇場公開作品、アートに寄ったものから商業エンタテイメントまで、アニメーションの多様性を示している。
 子どもから大人まで、映画祭に行けばこれまで自分が知らなかった思わぬ作品に出会えるというのも魅力になっている。
 国際空港の立地、そのネットワークを活かした航空会社の協力もあり、海外のアーティストも多く参加する。さらに北海道ならではの地元作品のプログラムも設けられ、スポンサーにも地元企業の名前が並ぶ。空港という機能を活かして、北海道と世界がアニメーションを通じて直接つながる。

 2019年も長編部門、短編部門(一般・学生)のコンペティションが設けられる。このエントリーも4月15日にスタートする。
 これまで映画祭は日本より、むしろ海外で知られており、コンペティションでは海外勢の活躍が大きかった。国内でも知名度も急速に高まっているだけに、2019年には日本作品のさらなる参加を期待したいところだ。

第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭
http://airport-anifes.jp/
2019年11月1日(金)~11月4日(月・祝)
会場:新千歳空港ターミナルビル(ソラシネマちとせ他)

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