IMAGICAの映像制作サービス事業11月から本社移転、竹芝メディアスタジオへ

IMAGICAエンタテインメントメディアサービス

 かねてより発表されていたIMAGICAグループの映像制作サービス事業が、東京都品川区五反田から港区竹芝へ移転する。グループの映像制作サービス事業部門会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスは新たに「竹芝メディアスタジオ」を設立、本社(東京映像センター)と映像技術サービスの事業拠点での活動を2021年11月初旬より順次開始する。
 まず11月初旬に音響関連設備とメディア事業部関連設備、11月中旬からはカラーグレーディング設備と編集関連設備のサービスの移転を進める。さらに12月初旬には第2試写室が、2022年1月初旬には第1試写室が移転する。本社・営業窓口も2021年12月中旬以降は、竹芝メディアスタジオが対応する。

 本社移転は、東五反田の本社・事業所一帯で、再開発計画が進んでいるためだ。これを機会のグループ拠点の最適化と不動産の有効活用、オフィス環境整備による人材の活性化、生産性の向上を目的に新事業拠点へ移ることになった。
 新しい東京映像センターは、再開発が進む浜松町駅から竹芝地区に位置する。竹芝駅から徒歩1分、浜松町駅からは徒歩7分ほどになる。1階から6階までのビルの1階が試写室、2階に受付、オフィス、ミーティングルームを設けて3階から6階が映像制作の場となる。
 竹芝メディアサービスが、今後はIMAGICAエンタテインメントメディアサービスの中心拠点になる。同社はこのほか荻窪アニメーションハウス、汐留サウンドスタジオ、大阪プロダクションセンターといった事業所がある。

 一方、IMAGICAグループのグループ本社は、千代田区内幸町にある。またやはり五反田を本社としていたIMAGICA Lab.は品川区東品川への移転を予定している。

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