2025年国内ビデオソフト売上は812億円、国内アニメは前年比30%減で厳しさ増す

ファイナンス決算

 一般社団法人日本映像ソフト協会が、2026年2月24日に発表した「JVA2025 年年間統計調査結果」によると国内のビデオソフト(DVD、ブルーレイ)の市場環境が厳しさを増している。引き続き市場縮小のトレンドが続いており、2025年のDVDとブルーレイを合算した総売上げは812億8100万円だった。
 前年比では16.5%減となり、過去最高であった2004年の3753億円のおよそ2割の水準だ。2005年以降は一貫して減少傾向となっている。DVDが245億2600万円で18.9%減、ブルーレイも567億5700万円で15.5%減。日本映像ソフト協会は、ビデオソフトの購入・レンタルからSVOD等の配信サービスへのシフトが進んだとしている。

 アニメ分野のビデオソフトも市場の縮小傾向が続いている。日本映像ソフト協会のまとめる「販売用(個人向け)」と「レンタル店用(個人向け)」のジャンル別集計のうち「日本のアニメーション(TV・OVA)」と「劇場版 日本のアニメーション」を合算すると186億円7900万円になる。「海外のアニメーション (劇場版・TV・OVA)」を加えても、192億4600万円と200億円に届かない。
 ジャンルの区分が今回より変更されてはいるが、2024年の国内アニメの売上合算は270億3800万円だった。前年比でおよそ30%減少した。こちらも2004年には1000億円を超えていたことから、最盛期の2割以下まで縮小したことになる。
 アニメの減少率が全体より大きいのは、市場に占める音楽ビデオソフトが堅調であることが理由だ。「音楽(邦楽)」が販売用で前年比5.5%増となり、売上全体の53.7%を占めた。日本のアニメーションは、TV・OVA・劇場版を合わせてシェアは21.7%だった。

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