埼玉SKIPシティで「スーパー戦隊ヒストリー展」 ゼンカイジャー オリジナル映像など

スーパー戦隊ヒストリー展1975-2021

 40年以上の歴史を誇る特撮番組「スーパー戦隊シリーズ」にフォーカスした企画展が、2021年11月23日から埼玉県川口市のSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムにて始まる。
 22年4月10日まで開催を予定する「スーパー戦隊ヒストリー展1975-2021 ~ゴレンジャーからゼンカイジャーまで。 スーパー戦隊45の歴史~」だ。企画展は1975年『秘密戦隊ゴレンジャー』のスタートから 現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』まで、45年以上全45作品の歴史を振り返る。

 SKIPシティは次世代の映像産業の拠点として、2003年に誕生した一大プロジェクト。埼玉県が運営する「映像ミュージアム」や、NHKと共同で運営する「映像公開ライブラリー」、彩の国くらしプラザや産業技術総合センターなどの施設が整備されている。撮影から編集・制作、作品の上映まで一貫した設備を備えている。
 今回の企画展となる映像ミュージアムは、そうした施設のひとつで映像博物館の機能を持っている。これまでも「アニメがうごく~アニメーション創造の現場~」といったアニメ関連やゲーム関連、先端映像など様々な企画を取り上げている。
 そのなかで今回は「特撮」にフォーカスする。なかでも世代を越えて愛されてきたスーパー戦隊シリーズに着目した。

 期間中は、パネル展示や貴重な資料でシリーズを振り返る。「スーパー戦隊ヒストリー」では『秘密戦隊ゴレンジャー』の番組原案企画書、プロデューサーや脚本家のコメントなど、「ロボ&武器コレクション」には、撮影に使われたロボットや撮影小道具も展示される。
 さらに「ミュージック&ダンス」で全45作品の主題歌映像集を大型スクリーンで上映する。「ゼンカイ360°シアター」は、ゼンカイジャーがSKIPシティに現れて悪と戦う3分程度のオリジナル映像を360度4面スクリーンの高精細映像で体験できる。

スーパー戦隊ヒストリー展1975-2021
~ゴレンジャーからゼンカイジャーまで。 スーパー戦隊45の歴史~

2021年11月23日(火・祝)~2022年4月10日(日)
SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
http://www.skipcity.jp/event/vm/super-sentai/

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