アニメ「世界名作劇場」のコンセプト・カフェ&レストラン 11月23日に相模原にオープン

世界名作劇場Fan Fun Kitchen(ファンファンキッチン)

『フランダース の犬』や『赤毛のアン』『あらいぐまラスカル』などでお馴染みのアニメ「世界名作劇場」シリーズをコンセプトにしたカフ&レストランが、2016年11月23日に神奈川県相模原市にオープンする。JR・京王線橋本駅から直ぐの商業施設「アリオ橋本」のリニューアルオープンに合わせたものだ。
日本アニメーションからライセンスを受けたアミューズメント・イベント事業会社のプレビグループが、カフェ&レストラン「世界名作劇場Fan Fun Kitchen(ファンファンキッチン)」として運営。店内は飲食スペースだけでなく、物販スペースも設けられる。

日本アニメーションは、アニメ製作会社の老舗。「世界名作劇場」シリーズをはじめ数多くの人気作品の製作やライセンス管理を行っている。代表作の「世界名作劇場」シリーズは、1975年に『フラダースの犬』よりスタートした。2009年の『こんにちはアン~Before Green Gables』までの総作品数は26作品にもなる。この間、30年以上、さらに現在もそのキャラクターは至るところで活用され、まさに時代を超えた作品群だ。
とりわけ近年は作品やキャラクターの積極的な展開を進めており、『あらいぐまラスカル』や『フランダースの犬』などのキャラクターが思わぬかたちで登場するグッズやタイアップにを驚かされた人も多いだろう。今回もそうした作品活用のひとつになる。

「世界名作劇場Fan Fun Kitchen」が立地するアリオ橋本は、首都圏郊外という土地柄、ファミリー層が多く、幅広い世代に利用されている。世代を超えて愛される「世界名作劇場」シリーズともターゲットが重なる。
店内はファミリーレストラン、そしてカフェにも利用できる飲食スペースが中心になる。フードやドリンクは作品の世界観を活かしたメーニューで構成される。ディナータイムにはアルコールドリンクも提供され、まさの3世代で利用する場所を目指している。
インテリアには、店内中心にラスカルの木のオブジェを設置する。また内装は、『赤毛のアン』に登場っしたグリーン・ゲイブルズの一室をイメージした。物販コーナーでは関連グッズのほかテイクアウトスイーツも用意するなど、様々なかたちで作品の世界観を楽しめる。

「世界名作劇場Fan Fun Kitchen(ファンファンキッチン)」
http://ff-kitchen.jp

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 「アニメーションの表現」
     2023年10月23日から11月1日まで開催されている第36回東京国際映画祭は、昨年より上映本数、…
  3. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
     日本を代表するアニメーション作家として、いま“和田淳”を筆頭に挙げる人は多いだろう。2010年に『…
ページ上部へ戻る