レビューサイト「Filmarks」がTV・配信アニメもサービス開始、スタッフ・作品情報も

Filmarks

 劇場映画やTVドラマの鑑賞者が感想やレビューを投稿するサイト「Filmarks」が、2020年9月15日よりアニメシリーズ作品をサービスに加える。国内の地上波のテレビアニメ、配信オリジナルアニメなどの感想やレビューをPCサイトやアプリ(アプリサービスは10月中頃対応)を通じ書き込めるほか、他の人の投稿も読むこと出来る。サービスは全て無料だ。
 アニメ導入時は、まず国内アニメ 約1300タイトル(1700シーズン)を登録した。中心は『魔法科高校の劣等生 来訪者編』や『神様になった日』、『ゴールデンカムイ』、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima』といった2020年秋アニメ作品。さらに要望の多い作品として『鬼滅の刃』、『進撃の巨人』、『Fate/Grand Order』、『ソードアート・オンライン』、『新世紀エヴァンゲリオン』などがある。登録作品は今後順次範囲を広げていく。

 作品登録にあたっては、投稿だけでなく情報機能にも力をいれる。アニメファンから関心が大きなキャストやキャラクターの名前、制作スタッフや制作会社についての情報も盛り込む。
 またテレビ放送中・放送予定の作品一覧、さらに動画配信サービスでの配信状況も確認できるページが追加される予定だ。アニメファンに心強いサイトになる。今後もユーザーからの意見を参考にして、アニメならの機能改善を目指す。

 「Filmarks」は株式会社つみきが運営するレビューサイトで、「いい映画と出会おう。」をコンセプトに2012年にスタートした。数多くの投稿がされることからさらにユーザーが集まり、国内最大級の映画・ドラマのレビューサイトに成長している。
 現在は約10万タイトルが登録され、投稿総数は9000万件以上の巨大サイトになっている。映画ファンやドラマファンの作品選びに欠かせない存在だ。
 その「Filmarks」が次に目をつけたのが、アニメである。これまでも劇場アニメは映画ジャンルで取り扱ってきたが、それをシリーズアニメに広げる。

「Filmarks(フィルマークス)」は、アニメ分野に進出するにあたって、近年は多様な作品へのニーズが高まっていることを理由に挙げる。
 なかでもアニメシリーズは、これまでもユーザーからの要望が高いジャンルであった。そこでまずアニメに乗り出した。今後はドキュメンタリーやバラエティなどの追加も検討する。映像番組レビューと情報のさらに巨大なサイトを目指す。

Filmarks(フィルマークス)
https://filmarks.com

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